2013年6月24日月曜日

ポケットベンダーでの曲げ実験など

 アルミの曲げ加工に便利というウワサのハンディツール、ポケットベンダーを買ってみたものの、説明書には「曲げたい部分で挟んで曲げるだけ」って説明だけ...これじゃ精度出ないよね、ってことで実験をしました。
 金属の曲げ加工では曲げられる部分が伸びたり縮んだりするので、その分を考慮して部品を作成します。具体的には曲げられる部分が縮む分(曲げ代とか曲げの補正値とかいう言い方を良く聞きます)をプラスして大きめに部品を作成します。以前使用していた曲げ機ではアルミ合金A5052の板材厚さ1.5mmの場合で補正値が0.8mmだったのですが、ポケットベンダーでは0.6mmくらいがちょうど良さそうです。
 さて、次は曲げ位置での正確な固定方法を検討します。固定に使った部品が想定の寸法よりちょっと小さかったので今回は若干苦労した訳ですが...ってよく考えると固定用の穴の寸法を変えたら楽だったなw まあとにかく改善を検討します。